2010年02月04
今までセキセイインコをカゴで繁殖させる時は、ヒナを何時までも一緒に入れておくと、ヒナが親鳥にいじめられて落鳥してしまうので、巣箱から出て餌を拾う様になったら直ぐに別のカゴに移して下さいと、お客様に説明してきました。
実際、親鳥にいじめられてボロボロになったヒナを連れて、相談にみえたお客様が多くいらっしゃいました。
親鳥は次のヒナを産む為に、今居る仔供達に巣から早く出ていってくれる様に、巣に戻って来る仔供達に攻撃をしていましたが、バ-ドル-ムのセキセイインコの親子関係は違っていました。
黄色ハルクインのチャバナちゃんペア-と、オパ-リン・ブル-のペア-に一羽ずつヒナを残していましたが、そのヒナが巣立ってから、メスは次の卵を産み、オスはヒナの教育係りと分担しているようです。
どちらのペア-もお父さんは、ヒナとメスの間を行ったり来たりしながら、ヒナに餌や野菜の位置を教えたり、他の親セキセイにいじめられない場所や行動をとれる様に連れて歩いている様に見えます。 お父さんは頑張っているなあと、何時も感心して見ています。