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下手くそな親でした

2010年03月11

フィンチ部屋のシナモンパイド文鳥のヒナも、随分上手に飛ぶ事が出来る様になってきました。

それで、セキセイインコのルチノ-とケンソンペア-のヒナも、そろそろ巣立ちをするのではないかと思っていました。 二回ほどノ-マルのグリ-ン色をした仔がカゴの下に出ていたのですが、何だか様子が変なのです。

巣から出るには少し尾羽根が短い様ですし、肩で息をしているので早く出過ぎたのだと思い巣に戻したのですが、何か気になってもう一羽の仔を見て見ようと巣箱を開けて見たところ、落鳥していました。 かわいそうですが、親鳥に育て上げる能力が無かったようです。 ヒナが巣から出ていても、親鳥が餌を食べさせる様子が無いのです。

手乗りにするには遅すぎて餌を食べさせる事ができないので、カゴの下にヒナ用の餌を撒いて自分で拾ってもらう事にしました。 『手のり専用ムキエ』を温めて、『インコ・ベビー・F』を混ぜて与えるのですが、餌を作ってくると、通りがかりに大部屋の仔達が首を伸ばして欲しがります。 少し止まり木に載せてやると、皆大喜びでたべます。 ヒナの時にもらった味を覚えていて、これは美味しい餌だと匂いだけで判るのでしょう。

セキセイのヒナに撒いた残りの餌を、セキセイ部屋に掛けてやると、ヒナでは無く老鳥のセキセイインコが食べに来ました。 この仔達もヒナの時はこの餌を食べて大きくなりました。

年老いて柔らかい餌の方が、消化が良くて体に合うのでしょう。 ノ-マルのヒナの仔も、何とかこの餌を食べて気に入ってくれて、元気になってくれるといいのですが。