定休日明けの順次ご対応となります

低温自動倉庫の出番

2019年04月20

低温自動倉庫 外観

低温自動倉庫 内部


暖かくなりましたね。暖かくなると心配なのが、虫の活動が活発になることです。

飼料の材料は畑で収穫された時点ですでに各種の昆虫類がはいっている事は避けられません。
色々な選別作業を行いますが、これらを完全には取り除けません。さらに、穀物に産みつけられた卵などは選別では取り除けません。

低温倉庫では冬眠状態で虫の成長を停止させます。

原料を保存する自動倉庫へ入庫時点では、虫の幼虫や虫卵は完全除去は不可能ですが、弊社では無酸素包装にて製品化しています。
酸素が無くなる事で、幼虫、さなぎ、成虫は、勿論の頃、穀物内に産みつけられた卵に至るまで、この時点で死滅させることが出来ます。
飼料を一度冷凍することで虫の卵を死滅させる方法が有りますが、小社飼料は脱酸素包装で既に死滅しており、品質劣化を招く冷凍などの作業は不要です。

残念なことに、選別でどうしても取り除ききれなかった虫の死骸が混入する事は避けられません。虫の死骸が出てくることは有りますが、私の知る限りでは実害事例はありませんので、この辺の事情はご理解頂けませんでしょうか。