2008年06月30日
6月29日の朝、二つ共さなぎからアゲハチョウに、羽化していました。
あいにく雨が降っていて外に放す事が出来なくて、砂糖水で一日我慢をしてもらったのですが、ガラス越しに外ばかり見ていて、時々出ていこうと暴れているのが申し訳なくて、「明日まで我慢してね。」と言っていたのです。
30日の朝晴れたので、6階の窓から二頭同時に放しました。一頭は直ぐに、少し下に降りて上にヒラヒラと飛んでいきましたが、もう一頭は、しばらく手に止まったままで、外の風を十分に体で感じて、上の方へ飛んでいきました。
別れを惜しんでいる様にも見え、何か一つやり遂げたようにも思えて、肩の荷を下ろすことが出来た気分です。
2008年06月26日
スタッフの家からやって来た文鳥さんは、けっきょく二羽共フィンチ部屋へ入りました。 セキセイ・文鳥部屋に入っていた白文鳥がとても臆病で、落ち着いて止まり木に止まることも、床に降りて餌を食べることも、ままならない状態でした。 安全の為にフィンチ部屋へ入ってもらう事にしました。
意外なことにオス三羽で、仲良く団体行動を取る様になって来ました。 以前から居る仔が上に上がる事が出来ないからか、床やその上に置いてある同じ餌入れの上に、掴まって居る事が多くなってきています。
掃除の時は、邪魔にならないように、反対側に集まっていました。きっと前から居るシルバ-に、「邪魔にならないように、向こうへ行こうよ。」とでも言われたのでしょう。 余り飛び回れないで、床をチョコチョコ移動する、へなちょこですが、本当にかわいい文鳥トリオが出来ました。この仔達が、天井を飛び回れる日は、やってくるのでしょうか。 見様によっては、先輩が後輩を指導している様に、見えなくもないのですけれどね。 それとも、他のアフリカン・フィンチを真似て団体行動をしているのかな?
2008年06月24日
今日、新しい仲間が三羽やって来ました。 スタッフの家で飼われていた仔達で、白文鳥・シルバ-文鳥とセキセイインコ・ブル-で、三羽共オスです。
セキセイ・文鳥部屋へ放すと、しばらくはガラスにぶつかったり、止まって落ち着ける場所を探して、部屋の中をあちら・こちらに飛び回っていましたが、そのうちになんとか落ち着いてきましたが、最初は飼い主の肩に乗って「お母さん、なんとかしてよ。」と言っている様でした。 シルバ-文鳥は飛ぶ力も弱く、すぐに下に降りてしまって危ないので、その仔はフィンチ部屋へ移動しました。 フィンチ部屋には、もう1羽、飛べないシルバ-文鳥がいますし、黒錦華鳥の飛べない仔も入っています。
この黒錦華鳥が昨日、外の音に驚いて、水の入っているバケツの中にはまってしまっていたのに気が付かなくて、助け出した時には死んでいる様に見えました。 急いで体を拭き、胸の所を押して心臓マッサ-ジをすると、すぐに大きく一息吐いてくれたので、そのままちょっと続けると、「ミャ-」とか弱く鳴いてくれたので、何とか助かったとティシュ-にくるんでしばらく懐に入れていると暴れる程に回復しました。 今朝になっても、元気だったので一安心です。
2008年06月23日
フィンチ部屋でいろんな仔達が、思い思いの巣を作っていますが、困るのがカ-テンの上に巣材を集めて、卵まで産んでくれる事です。 毎日カ-テンの開け閉めをするので、気を付け無いと頭の上が大変な事になります。
一番上手に巣を作るのが錦華鳥さん達で、何時もフカフカのじゅうたんを敷いています。 今回は、私が用意をした皿巣の上に、ド-ムの様な天井も作っていて、すばらしい作品が出来てきています。 いつもは皿巣の上も、ダニがわかない様に掃除をするのですが、ちょっともったいなくてそのままにしていますが、じゅうたんだけは取らないといけないなと、考えています。
文鳥さんもカ-テンの上がお好みのようで、毎日の様に、うえから卵が降ってきます。 申し訳ないのですが、掃除をする時にカ-テンを使わなければ出来ないので、いつも同じ事の繰り返しです。
小鳥さんも根性ありますよね。気に入った場所は絶対に変えたくないようです。
2008年06月20日
以前から治療中の、モモイロインコのモモちゃんが何とか全快して、やっと解放され全身をくまなく毛繕い出来るようになりました。
止まり木で毛繕いを始めると、長い間そのままになっていた体から、驚くほどのキフンがボロボロと、落ちてきました。
しばらくは夢中で、あちらこちらをほぐしていました。本当に気持ち良かったに違いありません。でも治って良かったです。
一時は本当に治ることが出来るのかと、心配になったこともありました。 今は、ホッと胸を撫でおろしています。
これからは以前のように、皆の肩に直ぐに乗ってきてくれる様になって欲しいと思っています。 モモちゃんの馴れが悪くなっているのでは無くて、私達を警戒しているので、他の修理に来てくれたおじさんや、普段モモちゃんを捕まえない子達が部屋に入ると、直ぐに肩に乗ってご機嫌で首を左右に振っています。 それを見ると世話をしている私達スタッフは、チョット寂しい気分になります。
2008年06月18日
イイ写真が撮影出来なかったので、昨日と同じ写真をですが・・・
やはりアゲハチョウの幼虫のマダムさんも、さなぎになれそうです。
セキセイ部屋に入っている、オカメインコ・ルチノ-のハナちゃんはとても良く馴れていて、いつも足下でウロウロしながら、私達の気を引いて、触られるのを待っているようです。 掃除をしていると必ず雑巾やモップに、けんかを売ってきますが、その姿もとても可愛いのです。
手のひらを差し出せば、ハイ・ハイとばかりに乗ってきてくれますし、結構好きに触らせてもくれます。
毎日のように、こねくり回しているスタッフが、「あんた、オ-ムの仲間なんだよね。」と言いながら、頭のツンツンをほぐしていたので、すかさず、「そうなのよ。だからもっと敬意を払って触ってほしいわけ。」と代弁してあげました。 すると「お利口さんだもんね。何時も敬意をはらってるよ。」と両手でハナちゃんをモミモミしながら、愛情いっぱいのぞんざいな扱いです。
ここの仔達は皆、こんな感じでかわいがられています。
2008年06月17日
今朝もいつものように、山椒の木に居る、アゲハチョウのアオムシくんが、元気にしているのか確認をしていると、マダムさんは直ぐに見付かったのに、どうしてもオチョウさんを見つけられなくて、「もう、さなぎになろうとしてるのかなあ。」と、言いながら周りにある植木鉢やアミを捜すのですが、なかなか見つけられないで居たのです。 なにげなく上を見るとそこに、少しだけ短くなってぶら下がったオチョウさんを発見することが出来ました。ちょっと安心しました。
同じ日にアオムシになったマダムさんの成長が、遅れているのではないかと気になりなす。
いずれにしても、二・三日すればさなぎになれるでしょう。後は上手に羽化してくれればいいのです。
何か一つ、大きな関門を抜けられた様な気がしています・小鳥には関係ないお話ですが、私には今日のトップニュ-スでした。
同じ部屋で、モモイロインコのモモコちゃんは、今日も華麗な戦いの舞を踊っています。
↑写真を撮影しに行ったらやってきた野次馬達。
2008年06月16日
朝の掃除をする時、抜けた羽根がいっぱい床をフワフワと移動して、とても掃きづらいですが、少しづつ減ってきている様です。
どの部屋にも棒毛をいっぱい付けて、チクチク頭の仔を見かけていたのが、この頃ではすっかりニュ-ヘア-に生え替わり、ピカピカの髪の毛をしている仔が多くなりました。
それに連れ、『カナリーシード』の消費が減ってきています。 いつもの事ながら上手に調整しているものだと感心します。 こちらに放し飼いをする様になってからは、セキセイインコなどの、てっぷりした体型の仔を見かけることは無くなり、運動量と食事のバランスが良くなったのではないかと思います。
2008年06月13日
今朝、モモイロインコのモモコちゃんが、とっても可愛い踊りを踊っていました。
それは、首を大きく回しながら、肩を少し上げ翼を広げかけた様な格好で、テンポ良く続けるのですが、これがとても面白く可愛いのです。 「すごい、すごい、可愛いね。」などと言って感心していると踊りが終わり、突然体を二倍に膨らませて、側で見ていたスタッフの子に駆け寄って、攻撃を加えていました。 その後も、何度も同じ事を繰り返していたので、間違いなく、戦いの舞いだったと思います。
攻撃をされた子には申し訳ないですが、とっても素敵な踊りを見せてもらったと思っています。 どの仔も発情期が来ると、攻撃的にはなりますが、こんなに面白い仔は初めてです。 発情期が過ぎれば元のよい仔に戻るのですから、しばらくそっとして置けば、私達も余り攻撃はされないことでしょう。
2008年06月12日
フィンチ部屋に入れてある山椒は、最初の内は余り食べられなくて良かったんだけれど、今となっては他の植物と全然変わりなく、毎日すごい勢いで葉を取られています。 後、数日すると枝だけになっていそうです。 ちぎった葉は、錦華鳥が皿巣の上に、敷き詰めています。
暑くなってきて、ルビ-がとても元気に飛び回っている姿を見ると、お店をやっていた頃に感じていた、ルビ-はとても弱いといったイメ-ジは間違っていたと、思える様になってきました。
サファイヤもとても元気で、オス同士でメスの取り合いなのか、なわばり争いなのか、大きな声を張り上げて空中戦を繰り広げている事がよくあります。 とにかく、元気いっぱいで良いことです。
モモイロインコのモモコちゃんは、相変わらず巣箱の入り口で、二倍に膨れて威嚇をしています。
2008年06月07日
オ-ム達がむいて食べ残した『ヒマワリ』の種は、カナリアが喜んで食べていますが、暑くなってきた為か食べ残しがすっかり少なくなってしまい、カナリアさん達は物足りなさを感じているのではないかと思っています。
大部屋では、『オカメ・ラブバード専科』の食べが良くなってきています。
巣箱が出来たモモイロインコのモモコちゃんは、すっかりその気になっているらしく、私達が近くで掃除をしていても、体を膨らませて襲いに来ます。 その姿は、端から見ているぶんにはとても面白いのですが、襲われているスタッフの子は「闘牛の牛みたいで怖い。」と言っていました。でも私は全然大丈夫でした。 途中でつまずいたのでモモコちゃんが飛んでいってしまい、しばらく戻ってこなかったからですけれどね。
アゲハチョウの幼虫は脱皮をして、緑色に変身していました。
2008年06月07日
最近、セキセイ部屋のモモイロインコのモモコちゃん用にダンボ-ル箱を置いていたのですが、やっと気に入ってくれた様で、箱に入ってしきりにおしゃべりをしてくれます。 隣のフィンチ部屋のガラス越しにのぞき込むと、体を倍にして怒っていました。しっかり自分の巣を守ろうとしています。
アゲハチョウの幼虫に名前を付ける事にしました。少し大きい仔にオチョウさん、もう一方の仔はマダムさんと、命名しました。良い名前でしょ。
セキセイ部屋から大部屋へ引っ越していった、三日月インコ・メスのルルちゃんですが、ズグロシロハラインコのカブちゃんに向かって、しきりにアピ-ルをして甘えた声を出していました。 しばらくしらんぷりをしていたカブちゃんでしたが、その気になったのか近づいて行くと、やっぱり怖いとばかり逃げ出してしまいました。 カブちゃんが誰かとカップルになると、大部屋も随分平和になるのではないかと思うのです。ルルちゃんの頑張りに期待をしています。
2008年06月06日
小鳥とは全然関係ない事ですが、先日小鳥部屋へ入れた山椒の木に、虫が三匹付いていました。
一匹はテントウムシのさなぎで、アゲハチョウの幼虫が二匹いました。皆、小鳥に食べられることも無く、順調に成長して、今朝テントウムシが脱皮して、成虫になっていました。 よく見るナナホシテントウ虫だと思っていたら、紋付きを着て出てきていました。真っ黒な背中に、白い星が二つ付いていました。 餌が無く、ここでは生きて行けないので、窓から逃がしてあげました。下に落ちながらも一生懸命飛んで行くことが出来たようです。
アゲハチョウの幼虫は、まだ小さくて、黒に白の線が入った、まるで小鳥の糞の様な虫なので、誰にも食べられる事なく、日々成長していくのが分かります。 本当に上手な擬態で感心してしまいます。 この先、脱皮をして緑色の虫になったら、どうなるのかなと、思っています。小鳥達は『ミルワーム』以外虫だと思っていないのかもしれません。 ミルワ-ムは毎日食べているので、それだけで満足しているかもしれません。
2008年06月04日
とうとう梅雨に入ってしまい、これからは小鳥達の健康管理に十分の注意が必要になってきます。
セキセイインコやカナリアは特に湿度には弱いので、お腹を壊さないように、しっかり観察をしなくてはと思っています。 今日も曇りですが、セキセイインコの手乗り出身の仔達は水浴びをしていました。 どうして手乗りのセキセイインコは水浴びを好むのか以前から不思議に思っているのですが、よく分かりません。
水浴びの後に乾きが悪い事が問題なのです。
大部屋のインコ達は勿論水浴びは大好きで、交代に蛇口の下にやって来ては瀧に打たれるように直接腰の辺りや、頭・羽根に当てています。 何度も当たってずぶぬれになる仔もいます。
2008年06月02日
今朝、フィンチ部屋へ山椒の鉢植えを入れてみました。
今まで木イチゴの木を入れていたのですが、ほとんどの葉をもぎ取られてしまったので、香りが強い山椒なら長持ちするのではと入れてみたのですが、まったく関係なく直ぐに飛んできて枝に掴まり、ハミハミしていました。
トゲがあろうと、香りが強かろうと、全然関係ない事がよくわかりました。でも、中で作業をしている私達には大いに影響がありました。部屋全体に広がる香りが、色々な料理を連想させるものですから、「しばらくは試練の時が続くね。」と、あるスタッフのコメントがありました。
新しい物が入ってくると、いろんな小鳥達が入れ替わり立ち替わり、見学にやって来るので見ていても、楽しいものです。