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悲しいお知らせがあります

2010年02月26日

錦華鳥のヒナが心配だったので、朝一にフィンチ部屋をのぞきに行くと、水浴び場に小さい方のヒナが浮かんでいました。

お水を飲みに行って溺れない様に、餌の近くに水入れのタンクを二つ置いていて、何日も経っているので今更という思いもしますが、お腹が空きすぎてお父さんを捜しに行く途中で、落ちてしまったのかもしれません。 昨日の夕方までは大丈夫だったので、その後から朝までの出来事だったのでしょう。
とうとうヒナは一羽になってしまいました。

そんな思いでしみじみ残ったヒナの顔を見上げていると、一つ今更ながら気が付いたことがあります。 一番大きいヒナは嘴の横に二本の線が有りますが、落鳥した二羽は顔に線が無かったので、きっとメスだったのでしょう。 本当に残念でした。

現在メスはこの仔達のお母さん一羽で、オスは五羽ほどいます。
メスの仔が育ったら、どんなに他のオスが喜んだことでしょう。

先日巣立ったシナモンパイド文鳥のヒナも、独り立ちした途端に相手が見付かったらしく、両親とは別の白色の文鳥さんと何時も行動を共にして、同じ丸巣に入っています。

錦華鳥のヒナがメスだったら、こんな姿を見る事が出来たかもしれませんが、とても残念でした。 とにかく次に孵す時は、丸巣でお願いしたいものです。

錦華鳥のヒナは一羽になってしまうか

2010年02月25日

昨日の今日なので、錦華鳥のヒナが気になって観察をしていますと、ヒナのお世話をしているのがお父さんだけで、どうしてもアピ-ル上手な大きい仔に目が行ってしまいがちです。
やっと小さい仔の方へ来たかと思っても、すぐに飛んで行ってしまって餌をなかなか食べさせてくれません。 この仔も栄養不足で少しずつ足が曲がってきていますが、人間が餌を食べさせる事は大きく成りすぎていて出来ません。

部屋の隅に、セキセイインコの巣箱として使っていた箱を、置いてみました。 最初はヒナを捕まえて中に入れておくのですが、その内に他のフィンチが入って、追い出されてしまいます。
体力が無いので他の場所へ飛んでいく事も出来なくて、部屋の中で床を移動しているだけなのです。 早く自分で餌を拾うことが出来ると良いのですが、私達はただ見守る事しかできません。

もう餌を拾える大きさだと思っています。 頑張って欲しいなあ。

セキセイ部屋の箱は撤去しました

2010年02月24日

昨日の夕方少し時間があったので、セキセイ部屋の止まり木に付けていた箱を全て、撤去しました。

この所暖かさを感じる様になってきたので、そろそろ箱が無くても暮らせるだろうと思いまして、それに箱がない方がいざこざが少ないのではないかと思い、取り払うことにしました。 ヒナを沢山放した時は、ヒナが箱に入って寝るのではないかと思っていたのですが、実際には昼間に二~三羽ちょっと入る位で、後は部屋中を飛び回って何か面白い遊びは無いかとうろついています。

朝一から水浴びにやって来る仔が五~六羽いるのですが、直接蛇口の下を飛んで行く仔もいて、見ていると寒そうですが、毎日やって来るので楽しい日課になっている様です。

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バケツの縁に捕まって、水浴び中のインコ達

フィンチ部屋の錦華鳥のヒナは、体を見ると随分日齢は経っている様に思うのですが、まだ外でお父さんに餌をもらっています。
一番大きい仔が最初に餌を食べさせてもらうので、小さくなるに従って当たりが悪く、一番小さい仔は両足が内側に曲がってしまい、思うように動けない状態でした。 大丈夫だろうかと心配をしていたのですが、今日のお昼に落鳥してしまいました。 可哀想な事になってしまいました。

親鳥がすでに五歳位になっているので、三羽も孵ったのが不思議なくらいです。 シナモンパイド文鳥の様に一人っ子だったら、元気に育つのでしょうけれど。 そのシナモンパイド文鳥のヒナはやっぱり一羽だけで、随分大きく育ってきました。

羽根の色は両親に似て、白い色が出てきています。 ただ小鳥のお世話をしているだけなのに、毎日いろんな事が有ります。

あ、増えてる

2010年02月23日

今朝久しぶりに黄色ハルクインペア-のお家の中を観察してみると、チャバナちゃんの体から溢れている丸裸のヒナの数が多い様に見えました。 頭やお尻の位置から考えると、どうしても五羽居る様に見えました。

あの日以来、ヒナの数を確認する事も無く、ただ無事で居るかだけを見ていたのですが、 今朝は偶然ヒナが全員体の外に居たらしく、増えている事に気づきました。

あの日、ヒビが入って孵る事が出来なかった卵は、今朝巣から放り出されていました。

残っている卵は一つですが、これは始めから色が黒くなっていなかったので、孵らない事は知っていたので、これで全部孵った事になります。 カゴに移す時に、残っている卵は孵る事は無いと思っていただけに、今朝はチョット感動してしまいました。 私だけでは心配なので、他のスタッフにも確認してもらったのですが、確かに五羽になっていました。 チャバナちゃんは、よく諦めずに頑張ったなあと感心しました。

この仔達がセキセイ部屋に入ってくれると、部屋も少し彩り良くなることでしょう。 今親鳥が育てている仔供達は、手乗りにはしません。

セキセイ部屋の掃除を始めると、手乗りにした仔供達がいっぱい体に張り付いて、掃除のお手伝いをしてくれるので、これ以上はちょっと遠慮したいと思っています。

一悶着有りそうです

2010年02月22日

バ-ドル-ムのフィンチ部屋へ錦華鳥のヒナを見に行くと、三羽揃って外に出ていました。

一番大きな仔は良かったのですが、二番目の仔は、足の中指が少し赤くむけていました。でも元気は有ったので、大きい仔ちゃんと一緒に行動出来る事もあって、それなりに親の目が届いていたのですが、一番小さな仔は巣の側で下にうずくまっていて、簡単に捕まってしまう状態でした。

取りあえず巣に戻して、親に餌を食べさせてもらわないといけないので、下から二羽を捕まえて巣に戻しました。 親鳥は、元気に飛び回る大きい仔ちゃんが気になるようで、後を付いて回っている様で、小さな仔はどうしても行き届かない様です。 その内に大きい仔ちゃんも巣の所まで戻って来てくれたので、これで小さい仔も見てもらえると、安心して掃除をしていました。

すると今度は、桜文鳥ペア-がアキクサインコ・ロ-ズが卵を抱いているボタン用の巣箱から出て来るでは有りませんか。
何度かやっている内に、卵を抱いているロ-ズのアキちゃんが、入り口まで上がってきて追い出していました。 「サクラ、止めて。」と言って注意をしても、待た直ぐにやって来て出たり入ったりしている内に、二羽共入ってしまい一羽は着地台の中側に居るのが分かるのですが、もう一羽の姿が見えません。 もしかすると下まで降りて、杉皮のフカフカになった絨毯の上で、卵を産む計画でも立てているのかと心配をしていると、二羽が飛び出てきました。 家主のアキちゃんに追い出されたに違い有りません。

図々しいサクラちゃん達にも困ったものですが、直ぐに追い出さないアキちゃんもいけません。 こんな事を繰り返す内に、サクラ達に巣箱を乗っ取られないか心配です。
せっかく卵を産んでいる事ですから、ゆっくり、のんびり子育てをさせてやりたいものです。

そんな事を思っているのならば、まず自分達が毎日のようにのぞく事を止めたらどうか、と言われそうです。 申し訳ございませんが、これがなかなか止められないのです。 それに私達はアキちゃんやオトメちゃんと仲良しだし、大目に見て欲しいのです。

錦華鳥のヒナがそろそろ巣立ちます

2010年02月20日

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植物の根本に見える、白いモノが卵。

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昨日今日とフィンチ部屋の掃除をしている時に、錦華鳥のヒナが居る植木鉢を移動すると、ヒナが驚いて飛び出す様になりました。

その後どうなるのか見ていると、一番大きなヒナは訳も分からず、やたら飛び回ってしまいますし、二番目のヒナは、少し飛んではどうしたらよいのか分からずに、ただウロウロするばかりです。 その姿を見ていたシナモン文鳥のヒナがやって来て、錦華鳥のヒナの上に乗ってしまいました。 急いで救出に行きましたが、シナモン文鳥のヒナも完全に独り立ちをしたので、随分態度がでかくなったものです。

一番小さなヒナはまだ飛びたく無いのか、巣の近くに飛び降りると部屋の隅っこで小さくなっています。
ヒナが出ている事に気が付いたお父さんは、大きな方の二羽が見渡せる位置に止まり、他の鳥達がヒナにちょっかいを出さないか見張っていて、いじめられそうになると、ヒナの前に立ちはだかって守っていました。 ただ守るだけでは二羽のヒナを守り切れないので、ヒナの直ぐ横へ飛んでいって誘導するのですが、なかなか付いて行く事が出来なくて何度も繰り返すうちに、何とか三羽のヒナを部屋の隅に固める事が出来たのですが、他の錦華鳥や文鳥が興味を示して近づくので、ヒナは又飛んでいってしまいます。 そんなブラックチ-ク錦華鳥のお父さん(ブラチ君)が気の毒になりまして、ヒナを元通り巣に帰してやろうと捕まえていると、一番大きなヒナだけは自分で巣に帰る事が出来ました。

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ブラチ君とヒナ

やれやれ一安心と掃除を続けていると、一番大きなヒナが又飛び出していました。 そろそろ巣立ちの時期がやって来たようです。 これからブラチ君の大忙しの日々が続きそうです。

期待していただけに残念です

2010年02月19日

昨日バ-ドル-ムの掃除を終えて帰る時に、セキセイ部屋の黄色ハルクインペア-の卵の一つにヒビが入っていたので、今朝は四羽になっていると思い一番に見に行きました。
「ヒナ、三羽のままで何か死にそう。」とスタッフに報告しました。
お母さんのチャバナちゃんが、巣の入り口で立っているだけで、ヒナのお世話をする気配がないのです。
見ていると、巣箱を取られない様にするだけで精一杯で、とてもヒナのお世話まで手が回らない感じです。
お父さんのキ-スケ君は手乗り出身の為か、余り戦ってくれないで、遊び回っている様です。
これではヒビが入った卵も冷えてしまって、出て来ることが出来なかったのでしょう。

昨日までに孵ったヒナが生きていてくれたので、何としても元気に育ってもらいたいと思い、親子をカゴに入れる事にしました。 これで子育て中のカゴが二つになりました。

以前にカゴに避難させたケンソンとルチノ-ペア-も、その後は順調に子育てしていますので、チャバナちゃんペア-も、残りの卵は冷えてしまったので、駄目になってしまったと思いますが、三羽のヒナは上手に育ててくれる事でしょう。 卵は全部で七個あって、一個だけは透明感が有るので孵らないと思っていましたが、残りの六個は孵るものだと思っていただけに残念でしたが、この二カゴの子育てが終わったら全ての箱を取り除きたいと思っております。

驚きました

2010年02月17日

昨日セキセイ部屋の掃除をしている時、黄色ハルクインペア-の卵が一つ孵りそうになっていました。 少し割れかけて、中でヒナが一生懸命動きながら出ようと頑張っていました。

疲れると動きが止まるので、卵の裂け目が閉じてしまいます。
私達が余りにものぞくので、お母さんが羽根の下に隠してしまいましたが、その後も何回か見る事が出来ました。 卵の割れた所から足や爪楊枝の様な羽根が出て、ジタバタもがいていました。

頑張ること三十分、やっと殻から出る事が出来ました。 「か~わいいね。」の連続でした。 昨日の朝はそこまで見て終わったのですが、今朝行ってヒナはどうなったかのぞくと、驚いたことに後二羽孵っていました。

丸一日の間に合計三羽のヒナが孵っていました。 私の頭の中では、二個目の卵から抱き始めて、一日置きに一羽ずつ孵るものだと思っていたので、これは相当驚きました。

今までの知識なんてちょっと参考になる程度だったのかなと、思ってしまうほど実際には違った事が起きました。
でもこれから先は、きっと一日置きにヒナが孵ると思います。

勘違いしていました

2010年02月15日

今朝、バ-ドル-ムの掃除をしていて発見したのですが、フィンチ部屋で子育てをしている錦華鳥のヒナは、今まで二羽だと思っていたのが本当は三羽でした。

今まで何度も、巣の天井をかき分けてヒナを見ていたのですが、二羽のヒナが育っている事だと思い込んでいたのでしょう。 今朝はどう見ても、イワトビペンギンの様な眉毛を持った頭が三つに見えて、「錦華鳥のヒナが三羽いるよ。」と言うと、「え~二羽だったのに。」と返事が返ってきました。 「今日は、どう見ても三羽だよ。」「一羽が親だと言うことは無いよね、見に来て見て。」と言うと、隣のセキセイ部屋で餌掃除をしている手を休めて見に来てくれました。

手でふさふさの眉毛の真似をして、「このペンギンの眉毛が三つある。」「本当に三羽いる。」と驚いていました。 毎日のように三人の飼育スタッフが見ていたのに、どうして気が付かなかったのか不思議です。

とにかく全部が古代錦華鳥で、お父さんに似ている仔は居ませんでした。

その事を言うと、「お母さんに似て色は綺麗だし、オスは皆自分の仔だと思うので良かったね。」とスタッフが返してきました。

「そうだね、私も色は気に入っているし、円満解決と言うことで。」と、妙に納得できました。

とっても楽しいよ

2010年02月13日

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今朝バ-ドル-ムのセキセイ・オカメ部屋に、セキセイインコのヒナを二羽放しました。
これで九羽のヒナを放した事になります。

そのセキセイ達が入っている部屋を掃除していると、ノ-マルセキセイ渋緑(鶯色)の仔で名前をス-ジ-君と言う仔ですが、人差し指に飛んできて掴まりました。
今まで慣れていても、掃除をしている指に留まってきた仔はいませんでした。

雑巾がけをしていたので、手を左右に動かしても全然逃げる様子がないので、「そこは嬉しいけど、困るんだな。」と言いながら肩に移しました。 それでも暫く乗っていてくれたので、他のヒナ達も肩や頭に飛んできて遊び始めました。

親鳥が育てたヒナで慣れている、イッちゃんもやってきました。

楽しそうに何時までも遊んでいる仔供を心配して、お父さんのキ-スケ君も手に乗って来て、「もう帰ろう。」とでも言ったのか、二羽で飛んでいきましたが直ぐにイッちゃんは戻ってきて、仲間と遊ぶのを楽しんでいました。

遊ばれている私は、髪はボサボサ、指の関節じわをくわえて引っ張られるはで、仔供達の面白い止まり木状態でしたが、部屋の掃除をしている間中交互にやって来てくれたので、楽しい時間が過ごせました。
これから益々楽しいお掃除が出来そうです。

だんだん節度が無くなってきました

2010年02月12日

今朝のバ-ドル-ムの掃除は、何時もと違う場所から始めたのですが、フィンチ部屋に入れているセキセイの子育てペア-のカゴからだったので、巣箱の中が気になります。 昨日もちょっと覗いたけれど、今日もちょっと失礼をして拝見しました。 昨日と変わらず真っ赤なヒナが二羽と卵が一個。

そんな事を思いながら掃除をしていくと、フィンチ部屋には見たくなる場所がいっぱい。
アキクサインコ・ロ-ズの二つの巣箱の前で、「アキちゃんお早う。」「オトメちゃんお早う。」と入り口の丸い穴から声を掛けてみましたが、何の反応もないのでやっぱりそ~っとのぞいて見ると、二羽共それぞれに巣の中心に座り込んで私の顔をチラッと見ただけでした。

次はシナモンパイド文鳥の丸巣をのぞくと、ヒナが一羽孵っていました。 「文鳥のヒナが孵ってるよ。」と早速他の飼育スタッフに報告をしました。

「また、一羽しか孵さないよね。」と悪たれ口をたたきながら、掃除を進めていくと、最も興味の沸く錦華鳥の巣が有る場所まできました。

昨日巣を増設していると聞いていたので、観察せずにはいられません。 確かに巣は長くなっていましたし、ヤマガラの巣の様に両端が空いていたのに後ろはしっかり塞いでありました。 入り口の方を見てみると、入り口はかろうじて親鳥が一羽通れる程度の小さな穴が空いているだけでした。 ヒナがどれくらい成長しているか見たくて、ヒナが居そうな位置の天井の葉っぱをかき分けて見ると、お母さんそっくりなシナモン色のヒナが二羽くっついていました。 「錦華鳥のヒナはお母さんと同じ古代だよ。」「やっぱり、並錦華鳥の仔だよねえ。」と言うと、「育ての親はブラックチ-クなので、ブラックチ-クの仔だよ。」とスタッフが返してきました。 「托卵錦華鳥だよ。」と答えておきました。

とうとうフィンチ部屋の全ての巣をのぞいてしまいました。 本当に節度の無いことで、申し訳ございません。

ちょっと模様替えをしました

2010年02月08日

バ-ドル-ム全体を見比べて、ちょっとだけさわってみました。
セキセイ・オカメ部屋に二本の山茶花があったので、大部屋に一本移動してみました。

早速、キングパロットのキクちゃんがやって来て、葉っぱをちぎっては投げ状態でした。 山茶花には申し訳ないのですが、後から他の仔達もやって来て、直ぐに何も無い状態になってしまう事でしょう。
何を入れても直ぐにくちゃくちゃにしてしまうのですが、ストレス発散になってとても喜ばれると思っています。

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鉢の中が気になる。

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どんどん登るよ!

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頂上で葉っぱをむしる!

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怒られる前に、逃げろ!

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は~遊んだ遊んだ

ついでに、入り口に近い止まり木にも餌を掛けられる様に、スチ-ルのアミを付けました。
年末に入れた山茶花の枯れ木がそのままになっていたので、フィンチ部屋の止まり木として使うように移動してみました。

セキセイインコで、一ツガイだけヒナが小さかった所の巣箱は、親仔共々カゴに入れてフィンチ部屋で面倒をみています。
同じようにフィンチ部屋へ引越をしたアキクサインコ・ロ-ズも、仲良く巣箱の中にメスが入り、オスはのんびり過ごしています。 ヒナが孵っていた錦華鳥も、順調に成長しているようです。

なんと、錦華鳥のヒナが孵っていました

2010年02月06日

今朝、いつもの様にバ-ドル-ムで掃除をしていると、「錦華鳥のヒナが居るよ。」とフィンチ部屋から声がしました。
何かピンと来ません。

少し前から観葉植物の根元に作っていた、ヤマガラのような巣の中に有った卵が見当たらなくなって、又駄目だったのかなと思っていた所でした。 まさかヒナが孵っているとは、思いもしませんでした。

飼育スタッフが二人でのぞき込んでいたので、「そのままにして置いて、余り見ないように。」と言って「道理で卵が見られなくなったはずだ、ヒナに成っていたんだから。」と言いながら、一人でおもいっきり納得しました。 二人に偉そうな事をいって置きながら内心では、今日私はフィィンチ部屋の掃除当番 だから、その時にこっそり見てみようと思っていました。

掃除をしながら錦華鳥の巣を覗いてみると、ヒナと言っても思っていたより随分成長していて、すでに棒毛が体全体に見受けられる状態でした。 ぱっと見、グレ-の様なシナモンぽい様な感じにみえたので、お母さんに似て古代キンカに成るのかなと思いましたが、まだ棒毛なので案外お隣のおじさんに似ていたりして。

卵の世話をしていたのはブラックチ-クのオスで、何時も巣を守って一人で頑張っていたので、お母さんと仲良く遊んでいるのは、何時もノ-マルのオス三羽でした。 やっぱり、お隣のおじさんに似ている様な気がします。

ヒナとお父さんは仲良し

2010年02月04日

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今までセキセイインコをカゴで繁殖させる時は、ヒナを何時までも一緒に入れておくと、ヒナが親鳥にいじめられて落鳥してしまうので、巣箱から出て餌を拾う様になったら直ぐに別のカゴに移して下さいと、お客様に説明してきました。
実際、親鳥にいじめられてボロボロになったヒナを連れて、相談にみえたお客様が多くいらっしゃいました。

親鳥は次のヒナを産む為に、今居る仔供達に巣から早く出ていってくれる様に、巣に戻って来る仔供達に攻撃をしていましたが、バ-ドル-ムのセキセイインコの親子関係は違っていました。

黄色ハルクインのチャバナちゃんペア-と、オパ-リン・ブル-のペア-に一羽ずつヒナを残していましたが、そのヒナが巣立ってから、メスは次の卵を産み、オスはヒナの教育係りと分担しているようです。

どちらのペア-もお父さんは、ヒナとメスの間を行ったり来たりしながら、ヒナに餌や野菜の位置を教えたり、他の親セキセイにいじめられない場所や行動をとれる様に連れて歩いている様に見えます。 お父さんは頑張っているなあと、何時も感心して見ています。

何とか頑張っています

2010年02月03日

オ-ム部屋へ戻したヒメコンゴ-インコのヒメちゃんと、モモイロインコのモモちゃん・モモコちゃん、それにミカヅキインコのルルちゃんは、何とか頑張って他の仔達と一緒に生活出来る様になりました。

しかしヒメちゃんには、どうしても出来ない事があります。
それは床に降りて餌を食べる事です。
始めて一緒に入れた時、床の角に追いつめられて襲われた記憶が、強烈に残っているのでしょう。 ビックリして飛び回っていて、思わず床に落ちてしまった時以外、自分の意志で床に降りる事は無いようです。 そんな気弱なヒメちゃんも、最初にいじめられてセキセイ・オカメインコ部屋へモモちゃん達と避難して以来、何度も一緒にしたいとオ-ム部屋へ戻しても失敗の連続でした。

弱虫を避難させるのでは無くて、いじめっ仔をカゴに入れて、ヒメ達をオ-ム部屋で暮らす事に馴らしてからいじめっ仔を放せば良いのではと気づいて実行してからは、ルルちゃんは随分強くなりました。 他のモモイロインコ達とヒメコンゴ-インコは、いじめっ仔と距離を置いて生活をする事を身に付けた様です。

三カ所の止まり木に餌を付けているのでお腹を空かせる事もなく、のびのびとはいきませんが、それなりに生活出来るようになりました。

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